松島 健
Ken Matsushima, M.D., Ph.D.
東京医科大学病院 脳神経外科 講師
顔面けいれん・三叉神経痛に対する微小血管減圧術、髄膜腫・聴神経腫瘍・眼窩内腫瘍を含む頭蓋底腫瘍、脳動脈瘤・脳血行再建を含む脳血管障害
はじめに
脳神経外科医として、日々多くの患者様やご家族と向き合う中で、治療の内容そのものだけでなく、「どのような医師が担当するのか」を知っていただくことも、安心して治療に臨んでいただくためには大切なことだと感じるようになりました。
このページでは、私が専門としている治療分野に加えて、これまで歩んできた道のりや、日々の診療・研究に対して大切にしている考え方を、できるだけ分かりやすくお伝えできればと思います。


私の原点について
脳神経外科医の家系に生まれ、祖父はこの分野の黎明期から、父も大学での教育・研究・診療に携わってきました。
ただ、継ぐべき病院があったわけでも、幼い頃から明確にこの道を志していたわけでもありません。
大学時代、祖父の葬儀をきっかけに、この分野を切り拓いてきた先人たちの努力と、今もなお進歩を続ける学問としての脳神経外科を知りました。
その経験が、脳神経外科を少しでも前に進めたいと思う原点になっています。
学びの歩みと連続
「誰にもできない手術」を目指してきたわけではありません。ただ、目の前の患者様一人ひとりに「この先生に出会えてよかった」と思っていただけるよう、手術に必要な解剖・技術・モニタリング・判断力を、学び続けてきました。
米国での手術解剖研究、ドイツへの留学、国内外での研鑽は、そのための大切な時間でした。
実績・論文一覧(CREDENTIALS)を見る →

診療のために研究がある
論文や学会発表は、実績を並べるためのものではなく、日々の診療で感じた疑問を言葉にし、検証し、患者様へ還元するためのものだと考えています。
手術解剖、術中モニタリング、治療成績、合併症予防――これらを中心に、日々の手術を少しでも安全で確かなものにするための臨床研究に取り組んできました。経験だけに頼らず、根拠をもって説明できる外科医でありたいと思っています。
治療を考える皆さまへ
これまで専門的な知識や経験は、学会・論文・医療従事者向けの講演を通じて発信されることが中心でした。
しかしそれらは医療者間での情報になりやすく、実際に治療を受ける患者様やご家族にとっては、何を信頼し、何を基準に医師や治療を選べばよいか、分かりにくい状況が少なくありません。
このサイトでは、専門的な内容をできるだけわかりやすく整理し、手術を含めた治療の選択を考えるうえでの一助となればと思っています。

CAREER
- 所属
- 東京医科大学病院 脳神経外科 講師
- 専門領域
- 脳腫瘍(髄膜腫・頭蓋底腫瘍)、脳血管障害(モヤモヤ病・脳動脈瘤)、機能的神経外科(三叉神経痛・顔面痙攣)、脳神経外科一般
- 海外研鑽
- 米国フロリダ大学 Rhoton Lab(神経外科研修)、ドイツ・ハノーファー International Neuroscience Instituteで手術解剖・頭蓋底外科
- 教育・講演
- 国内外の学会、手術解剖コース、オンライン講演など/マレーシア・フィリピン(手術解剖実習コース 講師)
- 学会
- 日本脳神経外科学会 学術評議員
- 外来
- 東京医科大学病院 毎週木曜日 / みたか中村脳神経外科クリニック 毎週火曜日
BACKGROUND & CREDENTIALS
絶対のない医療だからこそ、一つひとつの学びを日々の診療に還元できるように。
認定資格
- 日本脳神経外科学会 脳神経外科専門医・指導医
- 日本脳卒中学会 脳卒中専門医・指導医
- 日本脳卒中の外科学会 技術認定医
- 日本神経内視鏡学会 技術認定医
- 日本聴神経腫瘍研究会 認定医
受賞歴
- WFNS(世界脳神経外科学会連盟)Young Neurosurgeons Award(2022)
- ISPN(国際小児脳神経外科学会)Raimondi Award(2023)
- 杉田賞(2023)
- 日本脳腫瘍の外科学会 最優秀論文賞・優秀演題賞(2017, 2018, 2022)
- 日本頭蓋底外科学会 優秀論文賞(2015, 2021)
- 日本脳卒中の外科学会 症例報告賞(2026;責任著者として関与)